KNITWEARS FOR SCANDINAVIAN FURNITURE

Concept

機能的な糸使い。

私たちは原料の値段から糸を選ぶことはありません。
何故なら、誰もが知っているとおり、ニットはそのほぼ100%が糸から作られているからです。
ニットとは快適な衣類の追求であるという理念のもと糸を吟味します。
吟味の際、うつくしさはもちろんですがまず私たちが絶対的に譲らないのは、軽さと肌触りの共存です。
見た目に雰囲気があっても、肌触りはいいが重いとか、軽くてもちくつくようでは快適とはほど遠く、私たちの求めるニットにはなりようがありません。
ニットウェアーにおいて機能的な糸とは心身ともに快適であると感じさせられる糸なのです。

MADE IN JAPAN

私たちのニットウェアーは全て日本製です。
ニットウェアーは、他のガーメントと比べても
とても手間がかかることから、コストパフォーマンスを求められ、
その多くが海外を生産の拠点とするに至りました。
消費サイクルの速い社会の中では、大量生産、コスト重視の物作りによる恩恵もあるでしょう。
しかし、日本人の緻密で繊細な物作りは、やはりうつくしい。
日本製品への誇りと、日本製にこだわり続けるという思いから、
ロゴはもちろん、織ネーム、下げ札に至まで、MADE IN JAPAN が記されています。

詩的な色彩。

私たちは、色彩による心理的効果がとても重要だと考えています。
朝起きて目が覚める様な色彩もあれば、元気が出る色彩、悲しい色彩もあれば、暗い気持ちになる色彩と様々です。
私たちのニットウェアーでは、北欧家具のためのニットウェアーというコンセプトのもと、快適な家具と共存できるような色彩を研究しています。
家具や住まいに用いられる色彩は椅子張りのシートや家具に挿される色彩、壁の色などはもちろん、単純に木目にあうからとか、奇麗だからというだけで選ばれているわけではありません。
北欧家具の色彩の取りいれかたで特徴的なのは、馴染みすぎず、目立ちすぎない色彩。
それらは、まるで自然界の色彩です。
厳しい気候から室内で過ごすことの多い北欧では
空の色や、雪解けから芽吹く新緑や、果実のような色彩まで春や夏の自然界の色彩を少しずつ取り入れます。
そういった気持ちのよい季節を連想させる、健康的で詩的な色彩が心理的作用であかるい気持ちや心地よい気持ちになることを知っているのです。

有機的でいて彫刻の様に無駄の無い設計。

私たちのニットウェアーは、
実験的なものもなければ、突飛なものも、奇をてらったものもありません。
実験は製品が完成するまでに完了しているべきだと考えるからです。
そして、製品が完成したとき、翌年も翌々年も、
ずっとその製品を作り続けるという意思を持っているからです。
私たちが設計において最も重要視しているのは、物理的機能と心理的機能の共存です。
ニットがもつべき物理的機能はもちろん、
様々な心理的機能を取りいれて設計しています。